2022年8月19日
6月28日、サマ村にて植樹を行われました。
今年植えたのは、2020年に苗センターで育成されたカラマツ15,000本です。
カトマンズ在住のスタッフのパサン・ダワ・シェルパが現地に行き、現地の視察とともに、植樹に参加しました。 サマ村で大きなプジャ(チベット仏教の祭典)があり、多くのラマ(僧侶)たちが集まっていました。 そのため、ラマたちは植樹活動の安全祈願のプジャも行うとともに、植樹活動にも参加してくれました。
プジャでは、ラマが村人に、植樹活動の必要性、歴史などを改めて説明し、 新しい苗を植えることは新しい命を与えるとても尊い活動だと話してくれました。
信仰深いこの地域の人たちにとって、チベット仏教のラマは、とても尊敬されている存在です。ラマによる植林活動の話は、改めて植樹活動の必要性を伝えるとても意味深いものとなりました。
植樹には、村人、ラマたち、167人が参加し、一人100苗くらいを担当して植えていきました。
植樹も5年目ということもあり、村人たちは慣れた手つきで植樹を行いました。
また、すでに植樹をしているTAU、Peghyap、Gompa地区の視察も行いました。 活着率は80%ほどで、おおむね順調に育っています。
私たちは、ネパールにて、10万本の植樹を目標としています。サマ村では、2016年から活動を始め、これまでに45,000本を植樹する事ができました。また、今年からエベレスト街道での植林活動も行います。今年は、クンテ村に2000本を植えます。
10万本を目指して、活動を続けていきます。
苗センターでの作業の様子
プジャの様子
ラマ(僧侶)達も含めて、総勢167名にて植樹を行いました。
植林地の視察。順調に育っています。
サマ村の様子