2020年8月31日
サマ村での森林プロジェクト、ネパール国内のロックダウンにより、
フェンス資材が輸送途中で足止めとなってしまい、
2か月以上遅れて、サマ村に到着しましたが、到着後、村人達の総出にて、
フェンス工事を行い、8月末にて、無事に設置が終了しました。
今回あらたにフェンスを設置したのは、ゴンパ地区(2475㎡)です。
フェンス工事と並行して、15000本の植林も計画的に行っています。
現在、14000本の苗木が新たな植林地であるゴンパ地区に植え付けられました。
残り、1000本に関しては、昨年フェンスを設置したPeghyap 地区に植える予定です。
また、4月に新たに育成を始めた苗20000個のうち、70%近くが枯れてしまいました。
原因究明を図りましたが、とくに害虫や薬剤による影響などは考えられず、
採取した種子が弱っていたうえに、気温(寒さ)の管理がうまくいかなかったことが原因だったと思われます。
残った苗と新たに採取した種子にて、16000個の苗を改めて育てていますが、
現状、問題なく順調に育成できています。
また、村では、念願の水力発電の工事が完了し、すべての個人宅に電線をつなぎ、
電気を供給できるようになったそうです。
村の人の生活が、だいぶ楽になるとともに、村の発展につながっていくと思われます。