2018年8月22日
第2回募集対象のパンドラ東壁登攀隊は、今秋の遠征を予定していましたが、隊員のトレーニング中の事故により、遠征を延期することになりました。
同隊から遠征延期の連絡が入りましたので、情報を共有させていただきます。
以下、同隊の大石明弘氏による報告です。
第2回谷口けい冒険基金の支援対象となっていた「パンドラ東壁登攀」ですが、隊長の和田がトレーニング中に大怪我をする事故を起こし、遠征を延期する運びになってしまいました。
多くの方々に応援して頂いたにも関わらず、このような結果になってしまい大変申し訳ございません。
7月21日、22日、トレーニング山行として和田は、東北の朝日連峰で単独の沢登りを行っていました。
22日朝、高松沢を下降中に約10m転落。
右足大腿骨を解放骨折する大怪我を負ってしまいました。
携帯電話が繋がらない場所だったにも関わらず、翌日午後に救助のヘリが発見してくれたことは、不幸中の幸いでした。
谷口けいさんが、和田を見守ってくれたのでは、と感じずにはいられません。
皆さまに応援して頂いたことは、来年以降3人でパンドラに必ず挑戦することで、恩返しにさせて頂きたいと考えています。