2006年4月16日
予定より一時間遅刻の 8 時 30 分サマ村を出発。ベースキャンプ(4700 M )まで登るつもりだったが、サマ村からベースキャンプがとても遠い。シェルパ達が空身で 5 時間かかるわけだから僕らは 8 時間以上かかる。ただ、朝寝坊してしまい、結局ベースキャンプまでは届かなかったが、それでも 1 時 37 分まで登り標高は約4400 m 地点まで到達。
途中、頭が少し痛んだが、一回目の4000 m 越えはそんなものでしょう。途中、登山隊が捨てていったゴミを発見。残念ながら日本語のごみが出てきてしまった。ごみが散乱している場所を少し掘り起こしてみたら、さらに埋められたごみがでてきた。昔のゴミ捨て場だったのかな。明後日、ベースキャンプに向かって登るときに回収します。
最高到達地点から戻ろうとしたときに、ベースキャンプに荷揚げして帰ってきたサマ村のポーター達が雪を滑り落ちてくる勢いですっ飛んで降りてきて「ナマステ!」と挨拶していたら、ポーターの一人がタバコをポイ捨てしたら、あっという間に火が枯れ草に広がり数分もしないうちに山火事になってしまった。風が強かったからさらに火が広がり僕らはキョトンと唖然としてしまったが、ポーター達はまったくお構いなしにさっさと降りてしまった。昨日、サマ村の長老が「マナスルは私達の神様」とおっしゃっていたのだが・・・。驚きましたぁ~。
5 時半、サマ村に帰ってきました。あ~疲れましたが、いい順応トレーニングができました。明日はサマ村でゆっくりレストします。