本日第1日目は、「コミュニケーション」と「富士山の光と影」をテーマに開催いたしました。先週より日本各地で災害をもたらした大雨を大変心配したのですが、実施地の富士山では雨は降らずプログラムは予定通り実施できました。
今回は、野口健環境学校で募集した、地元の小中学生と地球こどもクラブ招待の国内外の方と合流し、60名以上の方と富士山エコツアーとゴミ拾いを体験しました。夕食後に、カメラの前で今日の体験や、これまで環境について考えてきたことを発表しました。いろいろな場所に住む人の意見を聞けたことがなによりの財産になったはずです。
アイスブレイク
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最初逢ったばっかりでは、大人でもなかなか思うことが伝えられなかったり、緊張して仲良くなるのに時間がかかってしまうもの。そこで、真剣にゲームに取り組んでいくうちに心の氷を溶かす目的のアイスブレイクプログラムを実施しました。徐々にですが、コミュニケーションが取れるようになってきたようですね!
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ネイチャーゲーム、プロジェクトワイルド
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ネイチャーゲーム、プロジェクトワイルドなどのゲームはいろいろなゲームを通して、自然の不思議や仕組みを学び、自然と野生そして人の関連に気づくことを目的としています。 自然に関する特別な知識がなくても、豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しめるのが、ネイチャーゲームです。今回はネイチャーゲームより「動物交差点」「私は誰でしょう?」を、プロジェクトワイルドより、「つながり発見!生息地」「オー・ディア!」を行いました。
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富士山エコツアー
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河口湖フィールドセンター周辺にある世界的にも珍しい溶岩樹型(ようがんじゅけい)など貴重な自然をガイドウォークしました。歩けばほんの5分ほどの距離ですがおよそ1時間かけてじっくりと自然体験学習をしました。
自然の貴重さ、不思議など様々なことを感じてもらえたと思っております。
また、最後には河口湖フィールドセンターの館長、篠原氏よりメッセージをいただきました。
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富士山ゴミ清掃活動
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エコツアーで富士山の魅力に触れた後、影の部分として、富士山の裾野に広がる不法投棄を清掃しました。ゴミ拾いはイメージとしては暗い、地味な活動ですが、やり方を工夫すれば、とても楽しく、達成感のある活動にすることができます。今回のゴミ拾いも地元自治体の富士河口湖町、富士山クラブのご協力の元、楽しくて且、良い活動ができたのではないでしょうか?
また、野口健 環境学校では、可能な限りその土地の魅力を体験してから、ごみ拾いなどの環境活動を実施するようにしています。なぜなら、守りたい場所があり、必要性があるから環境活動をするのであって、環境活動をするのが目的ではないからです。そして、最終的には各地でゴミ拾いなどの環境活動の必要性がなくなることが目標なのです。ゴミ拾いをする場所が富士山や日本で見つからないような日がくることを切に願って活動を続けています。
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