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現地からのメッセージ 3日目

今日の総括

実際に体を使ってみるということ

今日はトキの餌場づくりのため、棚田を維持管理されている地元の方の指導の元、棚田作りをしました。

昨今、里山の生態系としての役割が叫ばれていますが、将来、里山を担う若者が里山を知らないという簡単には埋めがたい溝があります。

野口健環境学校では、棚田作りを1日かけて実施し、里山をいろいろな側面から体験しました。

3日間いろんな知識から考えされられた参加者ですが、たくさんの意見によって自分の意見に確信がもてなくなる時こそ、自分の意見を再発見できるチャンスです。調べたり、さらに人の意見を聞いたりも大切ですが、自分の経験を増やすために体を使って体験してみるのも良いことなのかもしれません。

また、ビオトープも田んぼも、今回体験したことが決してすべてではありません。季節や環境、生き物の声に応じた様々な人のたくさんの手間をかけて、それらは維持されています。

参加者らは、今回鍛えられた「田んぼを観察する目」で今後、地元の自然がどうやって移り変わり人の手によって維持されているのかを知り、それに対して自分はどうするのか、自分なりの価値観を持って欲しいと願っています。


野口校長より今日のことば

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今日の活動

本日の活動の内容を紹介します

棚田作り

 

昔作られた棚田は、人の手が入らないと、草地や森に遷移してしまいます。それ自体は自然なことなのですが、急激すぎる変化は、人間にとっても不都合な事態を招きかねません。

今回は減少し続ける棚田を復活させ、トキを頂点とする多様な生物種が生息できる環境を作るという作業をしました。

 

作業前

作業後

田んぼで相撲

 

好きなモノが桜、日本刀、そして相撲という野口健校長の強い希望もあり、環境学校 佐渡で恒例となった、相撲が始まりました。

次回はまわしを用意したいと思います。

「無農薬米を買うか、普通米を買うか」 ディベート

 

「無農薬米を買うか、普通のお米を買うか」をテーマにディベートを行いました。

野口健 環境学校としては、どちらかを推奨するというのではなく、いろいろな見解があるということと、お米に限らず生産物の購入時にはこだわりを持って欲しいということを伝えたくての実施です。

そのため、自分の主張ではなく、立場を入れ替えてロールプレイングで実施しました。

初日、実際に生徒らは自分たちの選択でお米を買っていますが、あまり考えもなく購入したようです。今後はどんなお米を選ぶのでしょうか?


生徒達の日記

青班

のりちゃん まき
ぐっちゃん なっちゃん
グング タツヤ

赤班

KYOKO ユキパ
バンビ りんりん
こなき ミナ

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