第1日目のテーマは、「コミュニケーション」と「センスアップ」そして「佐渡の魅力」です。環境メッセンジャーの使命のひとつ「伝える」という力によって、個々が感じたことを共有することができ、さらに学びを深めることができます。そのためにも、初対面の緊張感をほぐしコミュニケーションをとりやすくするためのプログラムを実施しました。
また、「感じる」ために必要な、誰もが持っている自然を感じるセンスを磨くプログラムによって、日常で忘れがちなセンスを取り戻し、この後に続くプログラムの効果アップを狙いました。
随所、随所に佐渡の魅力を少しですが、ちりばめています。参加者らはきっと佐渡の魅力を感じてくれたことだと思います。参加者らは、この後の日程で佐渡をどう感じ、開催後、自らやその故郷に還元していくのでしょうか?楽しみでなりません。
初顔合わせ - アイスブレイク |
|
初対面で逢ったばっかりでは、なかなか思うことが伝えられなかったりするもの。
そこで、真剣にゲームに取り組んでいくうちに、自然に打ち解けていけるようなゲームを実施しました。
見事にコミュニケーションがとれるようになりました。
|
|
佐渡上陸 |
|
今回参加者らは、佐渡汽船のフェリーによって佐渡に上陸しました。
新潟県中越沖地震の影響で旅行者のキャンセルが相次ぐ新潟にある佐渡ですが、佐渡には被害もなく(むしろキャンセルが被害!?)、また、なによりも佐渡の方々が地震後にも
「ぜひ、いらっしゃってください」
とのことでしたので、予定通り佐渡に上陸です。 |
|
買い物 |
|
参加者らには様々な課題が与えられていきます。今回は、5000円でお米と行動食を買ってもらいました。
環境に興味がある彼らがどんなものをチョイスするのか、スタッフ一同興味津々でしたが、そのチョイスにあまり考えやこだわりはなかったように感じました。
実はこのプログラムは3日目に行うディスカッションで彼ら自身に問いかける題材となっています。 |
|
開校式 |
|
佐渡には、たくさんの奥ゆかしい神社があります。佐渡の文化のほんの一端ですが、佐渡のもつ魅力のひとつに触れてもらいたく、開校式は神社で行いました。 |
|
自己紹介 |
|
能舞台で、参加者らがこの学校に参加した動機を語ります。今後ことあるごとに参加者らは自分の想いを伝えていくことになります。
最初は、まず自分。凛とした雰囲気の溢れる神社にて、自己紹介をしてもらいました。 |
|
わたしは誰でしょう? - ネイチャーゲーム |
|
野口健校長の背中にある生き物の名前カードを貼り、参加者らは野口校長の質問に答えて、野口校長が背中の生き物を当てるというネイチャーゲームを実施しました。今回の生き物2種は、このあと生徒らが佐渡で環境を学ぶために重要な生き物でした・・・。
開催前は野口の質問に答えられない参加者もいたとは思いますが、開催後はきっと詳しくなっていることでしょう。 |
|
カモフラージュ - ネイチャーゲーム |
|
カモフラージュというネイチャーゲームを行いました。このゲームは、人工物を自然のなかに隠し見つけるという単純なゲームですが、注意深く自然を見る喜びや発見を見出すことができます。
一度ですべての隠しアイテムを発見できた参加者はいませんでしたが、2度目のチャレンジで必ず見えていなかったものを発見できていました。
「じっくりと注意深く見る」こと。自然を感じ、発見するための大切な一歩なのかもしれません。 |
|
ミクロハイク - ネイチャーゲーム |
|
今度は、神社の境内を虫眼鏡で観察します。じっくりと見ることで、ありふれた場所でもたくさんの発見があることを感じられたのではないでしょうか?
カモフラージュ、ミクロハイクは、明日以降主に田んぼを見て、発見するための予行練習。誰でも持っている観察眼を呼び覚ますことができていれば、田んぼでいろいろな発見ができるハズ。また、開催後もちょっとしたコツで住んでいる場所のなじみの自然を再発見することができることでしょう。 |
|
佐渡の方々によるおもてなし |
|
恵まれた海産物は佐渡の魅力のひとつ。イカ、さざえ、あわび、カニ、しじみ汁など獲れたての贅沢な海産物を佐渡の方々より振舞っていただきました。今回は日程の都合上、佐渡の海は直接体験しませんが、佐渡の海の恵みは十二分に感じることができたのではないでしょうか? |
|
ナイトハイク |
|
開校式を行った神社に夜間でかけて 暗闇を体験してもらいました。日中とは違った神社や自然の一面を感じてもらえたのではないでしょうか? |
|