学校をつくろう

REPORTポカラの小学校と総社の中学校がオンライン交流会を行いました

2021年11月 4日

総社×ポカラ オンライン交流会2021
報告者:ターパ ゴダル ウパカル

令和3年10月28日、総社市立昭和中学校にてネパール(ポカラ)マヘンドラ ジャナ サハヨーグ ベシック スクールとのオンライン交流会が実現しました。この小学校は、平成から令和に変わった記念すべき日に、総社の子どもたちが大切に使ったランドセル約300個を野口健さんと絵子ちゃんが届けてくださった学校です。その時、劣悪な環境であることに胸を痛めた健さんが帰国後、「この学校を立て直そう!」と電話をくださいました。

ポカラ郊外の小さな村にある小学校は私の母校でもあり、現在でも子供は労働力とされ学問は必要ないと思っている家庭も多く、とくに女子には教育を受けさせるのは間違っているという家庭も少なくないのです。築50年近い教室には照明も空調もなくトイレは仕切りもなく手を洗う水道もない。公立の学校であるにもかかわらず政府は見てみぬふり。見捨てられているのです。この環境を目の当たりにした健さんが、帰国してすぐにこのままではいけない!建て直そう!全ての子どもが教育を受けられる希望の学校を作ろう!と電話をかけてきてくださったのだ。

教育を受けたことない地元の大人たちは建て直しにも反対し、材料も盗まれたり、嫌がらせもありました。教育者である私の父は一軒一軒、生徒たちの家を説得に回りました。南アジア最貧の途上国と言われるネパール、しぶとく残る教育に対する間違った考えを直していかなければならないのです。健さんが日本の文化を教訓にしていけばいいと、たくさんの案を電話やメールでアドバイスしてくださり、2021年6月にようやく希望の学校が完成しました。

長引くコロナ禍で開校式にさえ行えないと思っていた矢先に、総社市の中学校とのオンライン交流が行われました。この計画を聞いたネパールの子どもたちは大喜びでした。日頃よりこの学校に協力してくれる地元出身の人がプロジェクターを用意し、通信関係も整えてくれて、いよいよ交流会。健さんや総社市の片岡市長も見守ってくださる中、ネパールの子どもたちのナマステという挨拶が、画面を通してはっきり聞こえたときは涙が出ました。一日の半分は停電が起こる村なのに、奇跡的に交流会は最後まで通信が途切れませんでした。交流会では、お互いの学校の様子を紹介したり、空手の形を披露したり、イラストを見せたりしました。はじめて見る日本の子どもたちを目を輝かせてみているネパールの子どもたち。私は、嬉しそうな母国の子どもたちの様子をみて、胸がいっぱいになった。

この子たちは、きっとこの喜びを励みに夢を抱き前へ前へ進むでしょう。
そしてこの国を変えてくれる子どもたちに育ってくれることを信じてやまない。

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野口健、ターパ ゴダル ウパカル、片岡聡一総社市長

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