2025年4月21日
昨年8月に大洪水で大きな被害を受けたターメ村、54戸の家屋、学校、診療所が被害を受けました。
ピーク・エイドは、すぐにヒマラヤ洪水基金を立ち上げ、災害支援を行いました。
また、それと同時に、以前より災害協定を結んでいたランドポートさんは、
キャリー・ザ・サンのヒマラヤ洪水支援モデルを販売を開始してくれました。
11月には、クラウドファンディングを開始し、大変多くの人達から寄附をお送りいただきました。
4月16日、理事長野口健は、義援金とキャリー・ザ・サンを現地に届けることができました。
義援金460万円は、再建費用として、被災した人たちに家屋の被害状況に応じて分配しました。
被災した人たちの現在の生活は、様々です。
家屋を建て直し生活をやり直している人、親戚などを頼りカトマンズなど新しい地で生活している人など、
それぞれ皆さん、歯を食いしばって生活しています。
そのため、彼らが義援金として直接、受け取れるように手配しました。
義援金とともに、ランドポートさんから預かったキャリー・ザ・サン174個を配りました。
初めて手にするキャリー・ザ・サンに、興味津々の村人たち。
子ども達は、明るい光に驚きながら、楽しんでいました。
昨年8月、被災直後は、村は濁流にのまれたばかりで灰色一色。
村人たちも、この先の不安を抱え、みんな、きびしい表情をしていました。
しかし今回会った村人たちは、少しづつでも前を向き、明るい表情をしている人がたくさんいました。
子ども達も、親元を離れての疎開生活は寂しいと思いますが、 共同生活にも慣れ、クムジュンでの生活を楽しんでいるようです。
これからも、ターメの人たちとの交流を続け、彼らの復興を見届けたいと思います。
ヒマラヤ・ターメ村洪水支援 詳細
収入 寄附金 1,603,700円
クラウドファンディング 4,282,000円
支出 義援金 4,464,646円
ウェア代(子供たち用支援品) 472,571円
クラウドファンディング広告費用等 350,000円
クラウドファンディングリターン品購入代・送料等 410,035円
輸送代(支援物資) 180,000円