2024年1月21日
能登半島地震支援、第3便を志賀町、輪島中学校に届けました。
志賀町には、エアマット522枚、ウォシュレット411個、キャリーザサン(ソーラーランタン)200個、ミネラルウォータ800本を届けました。
前回、寝袋を500個のみで、マットを届けられなかったのですが、やっと寝袋とエアマットがそろいました。
ランドポートの傳馬社長もキャリーザサン(ソーラーランタン)を届けてくれめした。200個のキャリーザサンをすぐに避難所の仮設トイレと仮設シャワーにおいて下さる事になりました。
稲岡町長にキャリーザサンと携帯ウォシュレットについて、説明しました。
お風呂になかなか入れない環境ではウォシュレットは有効。僕もヒマラヤには必ず持っていく携帯ウォシュレット。僕は寒い時は、ぬるま湯を入れて使っていますが、お尻を温めるだけで体が温まります。ヒマラヤではお湯にマキロンを入れたり。痔対策にもなりますし。
稲岡町長も「確かにこれはいいですね」と。町長用にもお渡ししました。
この短期間で411個もの携帯ウォシュレットが集まりました。ご寄付して下さった皆様、有難うございました。
そして、志賀町にラップポン(電動携帯トイレ)のご提案をさせて頂きました。熊本地震の時に開設しましたテント村でも大活躍したラップポン。トイレの使用後、ボタンを押すと自動的に排泄物が入った袋の口が熱でラップされトイレの下にポンと落ちてきます。その密閉された排泄物入りの袋は外のゴミ箱に。密閉されているので匂いませんし、トイレ内にも排泄物が一切残らないのでとても衛生的です。テント村には約600人の方々が生活をしていましたが、ノロウィルスに感染した人はゼロ。避難所では主にトイレからノロウィルスが広まるとのこと。志賀町から要請がありましたら次回、ラップポンをお持ちしたい。
そして、輪島中学校にマット90個とテントシューズ23個を届けました。輪島中学校へはこれまでに3回、救援物資をお届け致しました。
輪島中学校へお届けした支援物資の合計は
寝袋 642個
マット 252個
テントシューズ 102個
ソーラーランタン(キャリーザサン)100個。
となりました。
また、輪島市の救援物資一時保管所(輪島市マリンタウン)には寝袋220個。
輪島中学校はテント村で一緒に運営に当たった医療支援団体AMDAさんが担当していますので、何が必要なのかこまめに連絡を取り合えたのでとても助かりました。
AMDAさんのスタッフ用にも寝袋をお届けしました。「暖かくて朝まで眠る事ができました」と。被災地の第一線で活動し続けているAMDAさんや、その他、全ての団体の皆さんに心から敬意を払います。
被災者をサポートする側をいかにサポートしていくのか。被災自治体の職員さん用にも寝袋を届けましたが「まずは被災者の皆さんに届けます」と。
しかし、多くの職員さん達も被災者。役所や避難所で寝泊まりされながらの業務。疲労困ぱいされています。彼らが倒れたら元も子もない。という事でお渡ししてきました。
また、これからはボランティアの役割が更に大きくなってくると思います。ボランティアのサポート体制をどのように整えていくのか大きなテーマです。
「寝袋支援プロジェクト」としてこれまでに届けた救援物資(総社市も含めて)
寝袋 5199個
エアマット 1569個
テントシューズ102個
ミネラルウォータ(500ml)1440本
携帯ウォシュレット 411個
単3乾電池 500個