2018年9月30日
岡山県総社市に到着し救援物資を仮設住宅の皆さんにお届け致しました。
避難所ではなかなか炊きたての温かいご飯を食べる事ができないので、仮設住宅が完成したら真っ先にお米を届けたいと準備していましたが、嬉しかったのは、北海道の苫小牧市さんから「総社市に支援返しをしたい」と苫小牧市産のお米ななつぼし500キロをご寄付頂きました。残りの500キロはピークエイドから山梨産の梨北米。
今回、とても驚いたのは、苫小牧のお米をお届けしたら、偶然にも苫小牧市出身の方が。「生まれ育ちは苫小牧市で、結婚し東京に。昨年、総社市に引っ越してきたばかりなんです。引っ越してきたら被災してしまいましたが...でも、久々に故郷のお米が食べられます!」と喜んで下さった。
それにしても偶然といえば偶然かもしれませんが、とても驚きました。
今月で閉店する総社市役所内にあるフリーマーケットへの訪問も。この災害時におけるフリーマーケットは「総社市スタイル」として全国に普及する事になればと切に願う。
フリーマーケットの方には夏にお茶10000本、今回はトイレットペーパーと猫トイレをお届け致しましたが、今週末で閉店となります。これからは仮設住宅やみなし仮設の皆さんを中心に支援活動を続けていきたいと思います。
災害は大変なことばかりですが、しかし、そういう中にも「恩返し」「支援返し」の輪が広がっていくのを見る度にこの国は素晴らしいと感じます。
北海道への救援物資の時も沢山の皆さんに助けられ実現できました。トイレットペーパー1000個をご寄付して下さった林製紙さん、2週連続で北海道から岡山までトラックを出して下さったナベカヰさん。また2週連続で運転して下さった木村さん、応援して下さった全ての皆さんに心から感謝です。皆さんのお陰で一つ役割を果たす事ができました。
そしてウチのスタッフも休みなしでよくやってくれました。
そして改めて苫小牧市さんの「支援返し」、総社市の「恩返し」のお気持ち、生涯忘れません。有難うございました!