マナスル基金

REPORTキャンプ1へ出発

2006年4月27日

 やっと晴れいよいよキャンプ1へ出発。野口・谷口・平賀・小西・シェルパ 11 名でキャンプ 1 を目指した。クレバス地帯を慎重に抜け、日中は雲も風邪もなく全身が干からびるほどの灼熱地獄。雪に囲まれながらなんでこんなに暑いのか、理解に苦しむがそれだけ日光の跳ね返りと紫外線が強いということなのでしょう。ただ、ずっとベースキャンプでゴミ拾いに徹していたり、また悪天候で何日も閉じ込められていたので、久々の登山活動は楽しくてしかたがなかった。

 キャンプ1に近づくにつれマナスルが迫ってくる。迫力満点だが、キャンプ 1 から先のルートに目をやるとズタズタに避けたセラック地帯をジグザグに進むのだが、あのビルほどの大きさの氷のブロックが崩壊したらと思うとゾッとした。キャンプ 1 から先はなかなかリスキー。最大限気をつけなければならない。5700mのキャンプ 1 に無事到着。小西さん、谷口さんはキャンプ1に泊まり明日キャンプ 2 を目指す。僕と平賀はベースキャンプに戻り明日から再びベースキャンプ周辺の清掃活動に入る。

 それにしても今日一日は大変申し訳ないと思いつつ、ゴミの事はすっかり忘れ登山を楽しませて頂きました。いがいと僕は山が好きだったのかもしれない。

 

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