2005年8月19日
2005年の8月16日から19日まで3泊4日のスケジュールで、コスモ石油 エコカード基金「ずっと地球で暮らそう。」プロジェクト野口健 環境学校 白神が開催されました。今回のメインテーマは「 自然との共生」と「入山規制法」の2つでした。
またぎの工藤光治氏の説明を受けた野口は「またぎというと環境保護団体や動物保護団体が眼の敵にするけど、あまりにも短絡的だと思う。彼らは自然が破壊されたら生きていけないわけで、実は誰よりも、自然に対して謙虚で深い感謝をもって、共存している。
これまで自然と共存して生きてきたまたぎは一つの文化であって、世界遺産になったからといって、締め出すというのは文化の破壊でしかない。本末転倒でまるでバランス感覚がない。
環境問題というのはバランス感覚が最も重要で、白か黒か、というオールオアナッシング的な考え方は逆に環境の破壊に繋がったりする。
またぎの文化を学ぶことが自然との共生を学ぶことになる。」と述べていました。
現地からのメッセージや写真など詳細は環境学校の公式サイト にてご覧ください。