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レポート

 

その後が一番大事

 日本でも環境教育を行いたい ということではじめた当校もやっと4年目を迎えました。開催中にいろいろ感じたり、考えるのも大事ですが、その後、自分がなにをするかが一番大事です。また、こっそりゴミ拾いをするのももちろんよいですけど、仲間を作ってみんなでゴミ拾いしたほうが早くキレイになるだろうし、その波及効果こそが大事です。
今回も久しぶりの顔が見れて嬉しかったですが、みんなのレポートを見せてもらって僕も負けられないなーと思いました。僕らは、仲間ですので互いに励ましあい時には競い合って末永く活動していきましょう。また、来年!

校長  野口健

企画意図、感想など

 野口健 環境学校では、生の体験を提供することを常々心がけています。例えば富士山にはゴミがありますが、「富士山にはゴミがこんなにあるんだよ」と、写真パネルで見せることは簡単なのですが、なかなかココロを動かす力としては弱いようです。逆に、特に説明しなくとも錯乱したゴミの現場に連れて、清掃活動を行うなど直接的に体験する以上の方法を僕は知りません。
  体験学習の優位性は疑うところがありませんが、「環境」を考える上で、直接体験ができず頭を悩ます事柄も多々あります。例えばを挙げると「地球温暖化」などの地球規模かつ長期のもの、砂漠化など局地的なもの、歴史などがあります。今回のテーマ「原子力」も直接的には目に見えず、存在も感じられないので、生の体験を提供するためには難しいテーマかと思います。
しかし、原子力は多くの方が知らなくとも日本の総電力需要の約3分の1が原子力によってまかなわれ、電気という形で利用しています。発電所などの関連施設が都市部より離れているので無関心に陥りやすいのかもしれません。
野口健 環境学校としては、原子力利用に対して明確なスタンスを提示しませんが、「闇雲に反対する」は「なんでも賛成」と同様、危険な態度だと思います。自分の意見を持つための正しい知識を提供できればと思い企画しました。
  今回は、小学校低学年とその保護者、中高大学生と幅広い年齢が参加しました。提供する学習内容をあえて少し難しめの中高生向けにしたので、小学生には難しい内容だったと思います。ですが、帰宅後、保護者の方がフォローしてくれると思います。また、しっかり学ぶにはたった1日だけでは、不十分でしょうし、今回は原子力関連の施設ですのであまり批判的なデータは掲載されていないことも多いかと思います。幸い原子力については、批判的な書籍が多く出版されているので、ぜひ、合わせてお読みになり自分の意見を持つことをお勧めします。

義村貞純



 

メインテーマ 原子力を考える
開催日 12月15日〜12月16日1泊2日
参加者および提供者人数
26名  ご家族(10組)
8名  小学生
10名  中学生
8名  大学生
7名  スタッフ
2 名  撮影スタッフ
協力
「エコプロダクツ 出展ステージ」 コスモ石油株式会社
「原子力ってなぁに」茨城原子力協議会 原子力科学館
「原子力実験」財団法人 放射線計測協会
「原子力事業所展示館見学1」独)日本原子力研究開発機構 アトムワールド
「原子力事業所展示館見学2 」日本原子力発電株式会社 東海テラパーク
「企画・運営・WEBサイト」株式会社アドベンプロダクツ
「ムービー撮影」オフィス大自然
「スチル撮影」野元写真事務所


「旅行手配」富士急トラベル株式会社

 

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