家族向けに開催されている野口健 環境学校。親ががんばっている姿を子に見せる。そんな当たり前のことなのですが、なかなか目の当たりにする機会が少ないのが現代なのかもしれません。 また、自然で遊ぶことから大人はずいぶんと遠ざかっていたりしますが、自然のなかで遊ぶことは子供はもちろん、大人も楽しいと、思っています。 第一日目は、家族間あるいは家族同士でのコミュニケーションとチャレンジをテーマにしてアクティビティーを行いました。
今日やったアクティビティーは、実はみんなの住んでいる町でもできるようなことかもしれません。別に志賀高原のような特別な場所でなくても、五感を使って楽しむことができると思います。みんなでアイデアを出し合って日頃に機会を作っていったら良いと思います。また、友達なんかを集めて、「楽しかったよー」なんてことを上手に伝えてここから繋げていけたらいいなーと思います。
本日の活動の内容の目的を紹介します
志賀高原自然保護センターで、施設見学の後、開校式にて、野口健環境学校の3つの宣誓事項の説明やスタッフ紹介、そして参加者紹介をしました。
はじめて会う家族同士が仲良くなってもらうために、人間知恵の輪というアクティビティーを行いました。強制的に初対面の人と手をつなぐなんてことは通常あまりないのですが、肌と肌の接触はコミュニケーションを促進すると思っております。コミュニケーションが上手く取れていたからか、かなり速い時間で、複雑に絡み合った手をひとつの輪にほどく行為を通して、心がひとつの和になったのではないでしょうか?
仲間を信頼して後ろ向きに倒れる、トラストフォールというアクティビティーを行いました。恐怖や信頼などいろいろな気づきがあるアクティビティーなのですが、全員がチャレンジすることにはなりませんでした。倒れる人だけでなく、受け止める人の他人の恐怖や挑戦を受け止めるという行為のなかにもなにか気づきがあったはずです。
家族を2つのグループにわけ、ロープを乗り越える「ビーム」というアクティビティーを行いました。参加者のみなさんは、3回チャレンジしてだんだんと達成タイムが短縮していくのを実感されたと思います。やる気をもって前向きにチャレンジすることで、結果はきっと向上するものだと考えさせられました。
ネイチャーゲームの「目隠しイモムシ」と「私の木」を行いました。知っているようで知らない地面や木の感触を目隠ししている状態でじっくり体感できたのではないかと思っています。時には知識だけでなく、五感を使ってそのものを捕らえてみることも大切です。
自然の中に隠されたイミテーションのアイテムを探し出す「カモフラージュ」というネイチャーゲームのアクティビティーを行いました。注意深く見ていても見過ごしてしまうものがいかに多いか、いろいろな視点で森を見ることなどを体験してもらえたと思います。今後、森を歩く際余裕があればいろいろなところに目を向けていろいろな発見ができるといいですね
野口健 環境学校では、感じたことを他人に「伝える」ことを大切にしています。ふりかえりでは、どんなことを感じたのか、ノートにまとめ、その後他の参加者に対して発表しました。
トップページ | 野口健 環境学校とは | 参加方法 | 環境メッセンジャーひろば | お問い合わせ プライバシーポリシー | サイトポリシー | プレス | サイトマップ