2020年5月30日
ピーク・エイドでは、2020年4月より、ポカラのM/S Sthanchaur Primary Schoolの建て直しを行っています。
この小学校は、岡山在住のターパ・ゴダル・ウパカルさんが卒業した学校で、昨年まで、彼のお父さんが校長先生を務めていました。 ゴダール・ウパカル・タパさんは、富士山清掃活動にも何度も参加し、野口と交流を深めてきました。 その縁から、昨年4月、野口がランドセルを届けました。
この小学校は、カーストの低い子どもたちが通っています。 未だに、「女の子は学校に行く必要がない」と思っている親も多く、校長先生が親を説得して、子どもたちを学校に通わせたりしています。 また、給食代を払えない親も多いため、校長先生や教師たちが負担し、子どもたちに給食を食べさせました。 小学校に通ったことがない親も多かったため、親のための夜間学校なども開催し、勉強の必要性を強く訴えていました。 築40年くらいの学校は、窓も小さく、薄暗い教室でかなり傷んでいました。 子どもたちに少しでも良い環境で勉強ができるように、先生たちは、再建計画を立てていましたが、 国の協力は得られず、なかなか再建が出来ませんでした。 そのため、今回、ピーク・エイドで、再建の協力をすることにしました。
4月より建設を開始する予定でしたが、コロナウイルス感染防止のためのロックダウンにより、 建設開始が6月と遅れましたが、現在、建設を進めています。
建設費用は、約1000万円ほどかかる予定です。コロナウイルスの影響により、寄付が計画的に集まりにくくなっております。皆様からのご寄付のご協力をお願いしております。
ご寄付の方法は、こちらより。
旧校舎