2019年6月11日
マナスル峰山域のサマ村に学校を建てましたが、
2015年のネパール大震災により多目的ホールや寮が倒壊しました。
多目的ホールは、完成して半年で地震が発生し、崩壊してしまい、ショックを受けましたが、
子供たち、教員たちは全員無事だったことは、本当に幸いでした。
寮は建て替えは、一昨年完了しましたが、
食堂兼多目的ホールの建設工事が開始しました。
地震で崩壊したホールの石を再利用し、新しいホールを建設します。
耐震に備えるため、石の塀に鉄棒を入れ、土台部分はセメントで固めます。
また、サマ村では、ほとんどの民家にシャワーなどはありません。
そのため、シラミの被害が多く見られます。
そのため、寄宿舎にシャワールームを設置することにしました。
食堂ホールとシャワールームは、秋には完成する予定です。
そして、この学校には図書館がありません。
教科書以外の本から学ぶことは、本当に多いです。
ぜひ、サマ村の子供たちにも、本を通して、広い世界を知ってもらいたい。
図書館の設置も今年の目標です。
2015年の地震で崩壊した多目的ホール。この石を再利用します。
土台作り
鉄棒とセメントで耐震に備えます。