ネパール大洪水支援

NEWSヒマラヤ洪水基金

2024年9月 1日

2024年8月16日、ネパールのエベレスト街道にある小さな村、ターメ村が豪雨と氷河湖決壊による大洪水により、大変大きな被害を受けました。
ターメ村は、2015年ネパール大地震でも大きく被害を受けた村で、多くの家屋、学校などが全壊してしまいました。
何年もかけ、すこしづつ復興し、村人たちの生活も落ち着いたところでした。
2019年には、野口健と絵子が子ども達にランドセルを配り、子ども達と交流もしていました。
シェルパ基金で支援している子どもたちのなかにも、ターメ村出身の子どもがたくさんいて、馴染みの深い村です。
今回の水害では、約23件の家屋、学校、診療所などが濁流にのまれてしまいました。
追い打ちをかけるように被災に遭った村人たちは途方に暮れています。

学校を失った子ども達40人は、隣のクムジュン村に疎開し、学校の1室を寮にして、生活をし、勉強をしています。
着の身着のままの状態で、家族と離れ、隣町まで避難してきた子ども達は、クムジュン村の村人や先生たちが世話をし、
どうにか生活をしています。しかし、いつ、家族と一緒に暮らせるようになるのか、全くわかりません。

また、今回の水害により発電所も被害を受け、ターメ村のみならず、クムジュン村、ナムチェバザールなど、この地域一帯の停電が続いています。
発電所の復活までには半年はかかるとも言われ、村人たちは、電気のない不自由な暮らしをしています。

私たちは、少しでも彼らの力になるべく、支援活動を行います。
「ヒマラヤ洪水基金」を立ち上げ、以下のような支援を行っていきたいと思います。

支援内容

・ソーラーランタンの支援
  停電の長期化が避けられないターメ村、クムジュン村、ナムチェバザール村などに配布します。
  トルコ地震や能登半島地震の際に行ったようにキャリー・ザ・サンの支援を行います。
  → CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)「Buy One Give One」キャンペーン

・疎開している子ども達へのサポート
  衣料品や文房具などの支援

・大型テントの支援
  ネパール大地震のときのような大型テントを支援し、仮設住宅にように使用してもらいます。

・損壊した家屋再建へのサポート
など

支援内容に関しては、現地の声を聞きながら、必要なサポートをできるだけ迅速に行っていきます。

基金の募集に関して

今回の支援活動を行うための募金を募集いたします。
少しでも迅速に、必要な支援を行えるように、皆さまのご協力を心からお願いいたします。

今回の支援は、キャリー・ザ・サン以外の支援物資は日本からは送りません。
送料や関税などの問題があるため、支援物資に関しては、全て、現地(ネパール)にて調達します。
そのため、もりの学校にて支援物資の受け取りは行いませんので、ご注意ください。

・銀行振込
みずほ銀行 市ヶ谷支店
口座番号:普通8035335
口座名:NPO法人ピーク・エイド
*銀行振込の場合、振り込んでいただいた方のご連絡先がわからないため、大変お手数ですが、お問い合わせフォームから下記の情報をご連絡ください。
「お名前」「住所」「ヒマラヤ洪水基金」と明記ください。

・郵便振替
口座番号:00100-2-777583
加入者名:NPO法人ピーク・エイド

・金額設定してクレジットカードでご寄付する場合
金額を入力してから、クレジットカード決済ページへのボタンをクリックし、必要項目をご入力ください。
(金額を入力しないとクレジットカード決済ページが表示されませんので、ご注意ください)

金額入力

当団体は、認定NPO法人となりますので、寄附金控除の対象となります。
後日となりますが、寄附金受領書(領収書)をお送りいたします。

野口がブログに、昨年のマナスルでの撤退、これまでの支援活動に関して、そして、今回の災害について、想いをつづりました。ぜひ、お読みください。
野口健ブログ:ヒマラヤに舞う蛍


※洪水の様子になりますので、視聴にはご注意ください。

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GWSAcvKX0AAd8Nl.jpgのサムネイル画像

損壊した家屋

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濁流にのみこまれた学校

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村人たちと今後について話し合いました

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着の身着のままでクムジュン村に避難してきた子ども達。親元を離れ、学校で寝泊りしています。

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この地域一帯に電力を送っていた発電所。復活までには、半年以上かかると言われています。

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