2017年8月 7日
こんにちは。ピークエイドスタッフのコジマです。今回ピークエイドではスタッフ企画第2弾として、9月9~10日、白神山地にて1泊2日の山旅を開催します。白神に生きるマタギやその弟子と共に山を歩き、マタギの自然との生き方を体感していただければと思います。スタッフ企画のため、野口は参加しませんが、自信を持ってオススメさせていただきます。
1日目の午前はマタギを研究されていた大学の先生によるマタギや白神山地のレクチャーから始まり、午後は実際に白神山地のブナの森のご案内します。
夜はマタギ小屋と呼ばれるマタギが山で狩猟のベースキャンプとしていたマタギ小屋にテントを張り、参加者の皆さんと焚き火を囲み、食事をとります。テント泊が初めてという方でも装備のレンタルは可能ですので、ご検討いただければ幸いです。
2日目は、白神の沢を歩きます。夏でも冷えた白神の水はとても爽快で、沢沿いに生きる生物やその生物を活かすマタギの知恵も見所です。また足元を流れる沢の水をそのまま飲める贅沢をぜひ味わっていただきたいと思います。
今回のツアーも最大7名程度の少人数ツアーです。そのため、一般的なツアーにはない距離感とピークエイドならではのプログラムをご提供します。また、特別に2日間で4名の現地スタッフにご協力いただくことになりましたので、様々な角度でお話を聞いていただければ幸いです。
集合は少々強行ではありますが、東京からでしたら、金曜夜発の夜行バスで可能な予定としています。また解散は新幹線でも飛行機でも、イベント終了後に帰京できるプランとしました。
個人的にも思い入れの強い企画です。ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。
■案内人
白神マタギ舎
白神山地の伝統的な生活文化とその基盤となる自然を保存・伝承することを目的として2000年に設立。白神山地を訪れて下さるお客さまに、滞在型のガイド付きトレッキングツアーを提供。今回のツアーでは、特別に2日間で4名のスタッフがご案内。
[caption id="attachment_2012" align="aligncenter" width="300"]工藤 茂[/caption]
1951年青森県西目屋村生まれ。マタギの父や叔父(工藤光治)の手伝いで子供の頃から、山歩きやマタギの生活をしてきた。現在もクマ撃ちはもちろん、山菜、キノコ採集などの伝統を守る生活を続ける。白神山地世界遺産地域巡視員
1941年東京生まれ。東北大学大学院理学研究科修了。東北大学・弘前大学で教職に勤務。専門は植生地理学で、白神山地、八甲田山、中国雲南省の山地などをフィールドとする 。弘前大学退職後、マタギ舎メンバーとしてガイドする傍ら、ガイド講習の講師なども務める。弘前大学名誉教授
1965年神奈川県生まれ。1988年弘前大学に入学と同時に探検部に入って、それ以来の白神との付き合い。白神を歩いて、マタギの伝統文化に魅了されマタギに弟子入り。サルの調査、ワシタカなどの鳥類調査などをして現在に至る。白神山地世界遺産地域巡視員
1968年奈良県生まれ。弘前大学探検部で白神山地を歩き始め、世界遺産指定前の調査や撮影に同行させてもらう。学生時代全国を旅するが、白神山地のブナ林とそこで育まれた伝統文化に魅かれ、青森在住を決める。ゆっくり自然の中で過ごす時間が幸せ。日本山岳ガイド協会登山ガイドステージI
詳細
■日時:9月9日(土)~10日(日)
■内容:大学教授によるマタギ講習から、白神山地での山歩きと沢歩き、そしてマタギ小屋泊体験。
白神山地に生きてきた人の暮らしを体験。
■対象:1日でゆっくりと6~7時間を歩ける方。保護者と一緒であれば中学生から参加可能。初心者歓迎!
■集合:9月9日(土)8:30JR弘前駅 or 9:30ビーチにしめや(無料駐車場あり)
■解散:9月10日(日)16:00ビーチにしめや(無料駐車場あり)or18:00JR弘前駅
■予定:
9月9日(土)
8:00弘前駅~(移動車)~9:00ビーチにしめや~(移動車)~白神山地~(レクチャー&山歩き)~テント場(マタギ小屋)
宿泊:テント泊 お風呂:X 食事:朝X昼X夜O
9月10日(日)
マタギ小屋~(沢歩き)~15:00下山~(移動車)~16:00ビーチにしめや~(移動車)~温泉~(移動車)~18:00弘前駅
お風呂:O 食事:朝O昼O夜X
*温泉は各自ご負担ください(300円程度)
■主催:NPO法人ピーク・エイド
■協力:白神マタギ舎
■旅行企画実施:富士急トラベル
■価格:19、800円
■最低催行人数:5名(最大7名程度)