2018年12月22日
ネパール出張の様子を現地で撮影した写真と共にご紹介します!
Vol.1ではサマ村までの道のり、移動中に出会う動物、トレッキング中の食事内容、そして今回の現地スタッフ等をお伝えします。
まずはピークエイドが教育支援や森づくりを実施しているサマ村ご紹介します。
村はネパールの山奥、チベットとの国境近くの標高3500mに位置し、世界第8位の高峰マナスルが間近にそびえ立ちます。
村へのアクセスは時間と体力が必要です。
何故ならば、村へのアクセスは登山道を使った徒歩移動またはヘリコプター移動のみだからです。
首都カトマンズからの移動は2パターンあります。
サマ村への移動方法
一つはヘリコプターでの移動、もう一つは登山口まで車で移動し、その後徒歩での移動です。
後者は車で、カトマンズから村から最寄りの道路がある登山口まで移動し、翌日から徒歩で1週間ほどかけて村を目指します。
余談ですが、カトマンズからアルガータまでおよそ150kmの道のりですが、現在のネパールでは6〜8時間ほど必要です。
夏季は雨の影響で、道路が沼地になり、しばしば登山口まで行くこともできません。
国境に続く道路工事
現在、ネパールでは各地で道路の延伸工事が実施されています。
サマ村が位置するマナスルエリアも例外ではありません。
活動を実施しているサマ村近辺のチベット国境まで道路を繋げるようです。
今後のレポートにご紹介する登山道沿いに沿って、延伸工事が実施されるとのことです。
動物との出会い
トレッキング中、多くの動物と出会います。
多くは家畜のヤギ、ヒツジ、ロバです。
ロバは、背中に荷物を背負い、大行進を実施。
手綱等につけた鈴が、カランころんと心地良い音を繰り出します。
しかしロバの大行進は土埃の大行進でもあります。
粒子の細かい埃が舞い、全身を埃まみれにし、喉や目を痛めつけます。
また、カメラや携帯電話のいたるところまでも埃まみれにしますので、ぜひご注意ください。
バフやマスクの使用をお勧めします。
移動中の食事
トレッキング中の楽しみの一つはやはり現地の食事です。
現地のネパール人は上記の食事セット、ダルバードが基本です。
写真左から時計回りに、豆スープカレー、青菜炒め、ジャガイモと青菜のカレー、山椒ペースト、ご飯茶碗大盛りのコメ、パパドという揚げ煎餅のような食べ物です。
昼食は現地の食堂兼ロッジでとりますが、上記のメニューを一から作りますので、日本での登山とは違ったゆっくりとした時間が流れます。
できたての食事は美味しく、つい食べ過ぎてしまいますが、ネパール人スタッフは気にしません。
彼ら曰く、「ダルバードのパワーは24時間続く」とのこと。。。
日々、昼食には1時間以上かかってしまうので、急いでいる時は、時短で済ませるため、野菜と卵入りインスタントヌードルに決めています。
スタッフ紹介
今回のガイドとアシスタントガイドをご紹介!
写真左がガイド兼日本語通訳のアンニマシェルパさんと写真右がアシスタントガイドのラジュクマールライさんです。
アンニマさんは普段、エベレストが聳えるソロクンブ地域に住み、ガイド業を営んでいます。
今回、ビデオ撮影が必要なため、これまでに仕事を共にした経験から、アンニマさんに来てもらいました。
普段であれば、ガイド&私のみで移動しますが、今回はタイトなスケジュールの上、撮影用機材や現地視察用備品があり、アシスタントガイドもお願いしました。
今回はマナスルでのトレッキングの様子をちらりとお伝えしました。
次回の投稿ではトレッキング中に滞在する村や道のりをご紹介します!